宮崎県日向市立幸脇(さいわき)小学校(19人)の運動場にミカンの苗木約130本が植えられた問題で、県警日向署は6日、苗木を植えた同市幸脇、無職福田究(きわむ)容疑者(59)を威力業務妨害容疑で逮捕した。
発表によると、福田容疑者は3月19日午後5時頃から同22日午後7時頃までの間、重機やスコップを使って同小の運動場(約2000平方メートル)の約130か所に穴を掘り、苗木を植栽。運動場が使用できないようにして学校の業務を妨害した疑い。
調べに対し、福田容疑者は「自分の土地に植えて何が悪い」と供述しているという。同署は、福田容疑者に雇われ、一緒に苗木を植えていた知人の男3人にも事情を聞いており、容疑が固まり次第、逮捕する方針。
同小は同26日、福田容疑者らが無断で運動場に苗木を植えたとして同署に被害届を提出。翌27日には、同市教委の職員が同署員立ち会いのもと、苗木を撤去していた。
不動産登記簿によると、学校敷地内の土地の一部は福田容疑者の父が所有者となっている。福田容疑者は「うちの土地だ」として市教委に買い取りを求めていたが、市教委は「市側は大正時代に男性の父から土地を購入している。何らかの理由で所有権移転の登記をしていなかっただけだ」と主張し、所有権を争っていた。
捜査関係者によると、福田容疑者は年間数百円の固定資産税を支払っていたという。
逮捕を受け、同小の島田尚人校長は「今でも運動場には、苗木を掘り返した際の黒い土が残っている。二度とこんなことがないようきちんと所有権の問題を解決したい」と話している。
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Westfalen
11 年前
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