演奏系のカジュアルゲームとして,北米ではActivisionの「Guitar Hero III: Legend of Rock」(以下,Guitar Hero III)とElectronic Artsの「Rock Band」が人気を二分しているが,PCやMacのゲーマーにとって気になるのは,Guitar Hero IIIのほうだろう。このゲームは,現在Aspyr Mediaによって移植が進められているのだが,コンシューマゲーム機でのリリースから遅れること3週間,11月中旬には発売されそうな気配なのだ。
Guitar Hero IIIのPC版は完全移植であり,先行発売されるXbox 360版と内容面で異なる部分はない。もちろん,Xbox 360用のギターコントローラーをUSBポートに差すことも可能だが,PC/Mac用の専用ギターがバンドルされたバージョンが,リリース予定となっている。
Guitar Hero IIIは,全体的に前作よりも簡単になっており,キー操作のタイミングが多少狂っても,それほどペナルティが科せられなくなった。これは,PC版から始める初心者にとって,かなりありがたい仕様だが,別にゲームが全体的にヌルくなったというのではなく,キャリアモードをこなしていくうえでメリハリをつけたのだとのこと。キャリアモードの後半は,コンボを何度も繰り出さなければならないなど難しくなっていく。もちろん,難易度は調整できるわけだが。
Guitar Hero IIIの魅力の一つがマルチプレイヤーモードで,これはもう1本ギターを接続して,一つの画面上で行う。ストリングが切れたり,アンプがオーバーロードになったりといったイベントもあれば,相手のギターを強制的に左利き向けにするというようなパワーもあり,かなり白熱した対戦になりそうだ。
同封される楽曲は1970年代から現代までの70曲ほどで,Metalicaの「One」やGuns N' Rosesの「Welcome to the Jungle」,そしてPearl Jamの「Even Flow」やRage Against the Machineの「Bulls on Parade」など,バラエティに富んだ選曲が行なわれている。まだ正確なリリース予定日や価格は決まっていないが,アメリカで起きているGuitar Hero旋風は,果たしてPCにも波及するだろうか?
引用元:RF online Z 総合サイト
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